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佐賀県唐津市のフリーペーパー「からっちゅ!」のブログ

まつらのふるさと料理を楽しもう Vol.3 「甘酒」

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みなさん、こんにちはからっちゅ!制作のヤマモトです。

フリーペーパーからっちゅ!では隔月にて「ふるさと料理」を掲載しています。

 

 

ふるさと料理シリーズはこちらから

karacchu.hatenablog.com

 

今回のふるさと料理「甘酒」

甘酒には酒粕で作るものと、米と麹で作る甘酒の二種類があります。

俗に「飲む点滴」と称される甘酒は後者のほうで健康や美容に良いとされています。

「市販品の甘酒は効果が少ない」と言われますがそんなことは無く、市販品でも健康効果は期待できるのですが、作りたての甘酒が味や栄養価とともに優れているのも事実。
甘酒には夏バテ防止効果もあるので、暑くなるこれからの季節におすすめです。

 炊飯器を使えば簡単に作れる上、玄海町の直売所「ふるさと発想館」では甘酒用麹が販売されています。

 

材料・分量

  • 甘酒用麹(乾燥タイプ)・・・500g
  • もち米(うるち米でも可)・・・120g
    ※もち米で作ると甘みが強く、うるち米だとさらりとした仕上がりになります。
  • お湯・・・1.5L
  • 砂糖・・・お好みで
  • 塩・・・少々(完成後に。味が引き立ちます。)

調理

1.もち米(うるち米)を柔らかめに炊き55℃くらいまで冷ます。

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1合=約150g 水の量は大体で大丈夫です


2.麹をバラバラによくもみほぐし、炊いたお米とよく混ぜる
 

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 3.お湯[1.5L]を沸騰させ60℃くらいまで冷ましたものを炊いたお米・麹とよく混ぜ合わせる

 

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この時にお好みで砂糖を入れてもよいです。

4.炊飯器の保温機能で保温

 

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割り箸などを置いて密閉しないようにする

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そのままだと蓋が開いてしまうので重しを載せておきます

60℃の温度を保つようにします。
(60℃の温度でないと味が酸っぱくなってしまう)

 

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完成

 

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2時間置きに混ぜ、8時間保温したら完成です。別の容器に移して素早く冷ましましょう。

  • 出来上がって24時間後くらいに80℃まで再加熱し、素早く冷ますと保存が効きます。
    (この作業が無いと発酵が進み2~3日で酸っぱくなってしまう)
  • 粗熱が取れたら冷蔵庫で保存してください。


レシピ提供「東松浦農山漁村女性グループ研究会」